鈴木さんの総本家を訪ねて

suzukigakkai

2010年04月03日 13:50

掲載が遅くなりましたが、3月中旬に和歌山県海南市に「藤白神社」と「鈴木屋敷」に、楽会会員数名で行ってきました。今回は「浜松鈴木さん楽会設立」を前に、長年鈴木さんの会として活動をされている「藤白鈴木会」の方にもご挨拶をしておきたいと思いお尋ねしました。事務局長の平岡さんに応対いただきご案内いただきました。ありがとうございました。

「藤白神社」は平安から鎌倉時代に熊野信仰の高まりの中、この地に大鳥居を立てて熊野ノ一鳥居として最も格式の高い神社であり、熊野聖域の入口となっています。

「藤白神社」は熊野権現社。千年楠で覆われています。

神社の入口には「鈴木さんいらっしゃい」ののぼり旗も。

神社の横には熊野古道の入口が。


神社隣接してある「鈴木屋敷」は、全国鈴木家の総本家で、イザナギノミコトから始まり鈴木重吉氏まで122代続いたが、1942年に病死、子がなく断絶したとされています。現在も明治に建てられた建物が残っていますが、武家屋敷への再建を検討しているそうです。

本当に残念な状態の鈴木屋敷。

武家屋敷への再建が検討の看板の前で。

建物の裏側には、曲水泉といって和歌を詠んだ池があります。


我が鈴木家でもっとも有名なのは、源義経に仕えた鈴木重家です。義経(牛若丸)は幼少のころ熊野往還には必ず鈴木屋敷に滞在をし、同い年の重家と山野で遊んだそうです。重家は秋田県の平泉の衣川の戦いでその生涯を終えたといわれ、東海、東北に鈴木姓が多いことにも関係しているそうです。

凛々しいお顔の絵がありました。

左から千手観音坐像、阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像。


海南市は“鈴木氏発祥の地”をうたい、「藤白鈴木会」は藤白神社の宮司が発足した会で、「全国鈴木サミット」を主催しています。神社では鈴木さんが記名すると藤白鈴木家の家系図がいただけます。また、お守りやせんべいなど鈴木さんグッズも販売しています。

全国鈴木サミットの写真なども飾られています。

ありがたいお守りは人気商品だそうです!

ご案内いただいたのは、藤白鈴木会事務局長の平岡さん。


是非みなさんも鈴木家のルーツを訪ねてみてください!

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